令和7年7月31日(水)
今年度の郷土現地研修会を、昨年度に引き続き、講師に上市町観光協会事務局長の澤井俊哉氏をお迎えして実施しました。
本研修会は、上市町に初めて着任した教職員を対象とした半日の研修です。今年度は12名の教職員が参加しました。
研修は上市町役場を出発し、最初に訪れたのは「黒川遺跡群黒川上山墓跡」。続いて、同じく黒川地区にある「穴の谷霊水場」を訪れ、霊水で喉を潤しました。その後、栂並木で知られる「眼目山立山寺」へ赴き、静かな空気の中でしばしの時間を過ごしました。さらに、アメダス観測施設が設置されている種地区の「旧白萩南部小学校(現・白萩南部公民館)」を見学し、学校生活の名残が感じられる校舎や、保管されている数々の古民具に触れることができました。最後に、磨崖仏の不動明王像や滝行で知られる「大岩日石寺」を訪れ、境内などを見学した後、役場へと戻りました。
上市町の名所5か所を駆け足で巡る半日研修となりましたが、参加した教職員にとっては、まだまだ時間が足りないと感じるほど、充実した内容となりました。今回の体験をぜひ生かし、縁あって勤務することになった上市町をより深く知り、好きになってもらい、子どもたちとの学校生活をより豊かなものにしてもらいたいと思います。